| 参議院会議での西岡瑠璃子議員の質問 平成2年5月24日 |
| ○西岡瑠璃子君 私は、きょう時間の都合で飲酒、アルコールの問題に絞って質問をさせていただくしかないと思うんですけれども、今から三十二年前の日本で、全国に先駆けて断酒会を発足させ、全日本断酒連盟の誕生に力を尽くし、現在も国立久里浜病院と連携をとりながらアルコール依存症の治療に情熱を傾けている地元高知市の下司孝麿医師の患者を対象にした大変ショッキングな調査の結果が出ておりますので、御紹介しておきたいと思います。 それによりますと、アルコール依存症で入院している患者の半数が、初めて飲酒の体験を持ったのが何と十五歳から十九歳で、また外来患者の四割が同様に十五歳から十九歳で飲酒を始めております。また、これら飲酒体験を持った場所が圧倒的に自宅が多い、家庭が多いという結果も出ております。こうした一病院の調査を見ましても、未成年者の飲酒問題は従来アル中と呼ばれたアルコール依存症の患者となる確立が非常に高いことから、人生の始まりの時期においてその道を誤ることのないように指導していく責任があるのではないかと思うわけでございます。 私は、時間がございませんけれども、こうした実態及びその後の健康に与える影響、アルコール依存症に発展する可能性を考えますと、何としても国の何らかの調査が必要だと思うわけでございます。そして文部省、厚生省、青少年対策本部、警察庁などが連携をして実態調査に取り組むべきではないかと思うわけです。文部省は関係省庁と相談して、私は調査の実現に積極的な役割を果たすべきだと思うわけですけれども、ぜひ大臣に決意のほどをお聞かせいただきたいと思います。 ○政府委員(前畑安宏君) 私どもは、今先生御指摘ございましたように、たばこについて申し上げますと、御案内のとおりたばこというのは一度習慣になりますとなかなかこれを断つのが難しいということから、特に小学校の段階から、たばこについてはその害ということを十分指導をして、これからの生涯にわたって、先ほど先生御指摘ございましたように、かけがえのない青春の一時期でございますので、たばこに親しむことがないようにということをきちっと教育をしていきたい。 また飲酒につきましては、これは小学校では扱っておりませんが、中学校になりますと、今御指摘ございましたように、若年におけるアルコールの摂取というのがいわゆるアルコール症あるいはアルコール依存症と言われているものにつながるおそれが非常に大きいということから、きちっとその点についての指導を行っておるところであります。 そういう観点からいたしますと、具体に家庭の中にまでかかわって、一体アルコールをどれぐらい飲んでおるのかというような調査を全国的規模でやるということになりますと、その及ぼす影響あるいは調査をした結果、それにどう対処をするかということになりますと、また関係各省庁ともいろんな問題もございますので、当面は全国的な規模で飲酒、喫煙といったことについて、児童生徒を対象にした調査ということについては用意をいたしておりません。 ○西岡瑠璃子君 私は、新しい学習指導要領の中で、今度保健体育の中で飲酒について取り扱うと伺いましたので、大変そのことについては期待を持っております。 ちょっと時間がなくなりましたのでいろいろと飛ばしてまいりますけれども、非行経歴を多く重ねている少年ほど飲酒経験者が多いというのは私は当然だと思うわけでございますし、先ほどゆとりの時間のお話も出ましたけれども、何とか先生方にもゆとりの時間を持つようにしていただきまして、現場の先生も大変お忙しいわけですけれども、私は病める現代の青少年たちが、喫煙とかあるいは飲酒、シンナーなどの薬物乱用によって人生の入り口のところで挫折することのないように、指導性を発揮していただきたいと思うわけでございます。 何といっても私は文部省に、青少年が飲酒する場所が圧倒的に家庭だという点で、学校と家庭との協力体制をつくるとか、酒害についての広報活動を関係各省庁とも協力して行っていっていただきたい、そういう対応というものはできないものか。また、今、自販機のことが出ておりますけれども、自動販売機で深夜もそのまま簡単にお酒が手に入るような状態があるということでは私は困ると思いますので、そういったことも含めて、今後アルコール問題対策に具体的に取り組んでいっていただきたいと思うわけでございます。 ○政府委員(前畑安宏君) 私どもの方では、かねてから学校医、学校薬剤師等の専門家の集団であります財団法人日本学校保健会の協力を得まして、中学校あるいは高等学校、さらには小学校におけるそういった喫煙等の防止に関する指導の手引というのを作成いたして各学校に配付いたしておりますが、その中でも学校で教えることができるのはたばこ、アルコールあるいはシンナー、薬物の害でありまして、具体に子供たちがたばこを吸ったり酒を飲んだりというのは、今先生御指摘のように学校外の場所が多いわけでございますので、その問題の指導に当たりましては、学校、地域における一体的な指導、特にPTAであったりあるいは保護者会といったようなところと十分連絡をとって、そういった保護者を集めての研修会を開く等によって指導の徹底を図るようにということで指導をいたしておるところであります。 ○国務大臣(保利耕輔君) 喫煙、飲酒等については、私は私なりの見解を申し上げさせていただきますが、成人になってからはこれは自由だと思います、嗜好の問題でございますから、これまでどうということは言いません。しかし、未成年者であります限りは、やはり健康その他の問題を考え、家庭と学校が協力をしてそれに至らしめないような環境をつくっていかなければならないのではないかということを私も認識いたしております。 実は、私自身余りお酒が飲めませんし、さらにまたたばこは一切やったことがございませんで、大変男性の皆さんからは煙たがられることがございますんですけれども、私はスポーツをやっておりましたものですから、そういうふうな傾向になってしまったのではないかと思っております。 しかし、酒は百薬の長という言葉もありまして、またお料理等におきましてお料理の味をよくする役割もしており、決して害だけではないのでありますが、未成年者がこれを吸ったりあるいは飲んだりするということについては、健康上問題があるという教育をもっと――もっとといいますか、今もやっておりますが、徹底をしていかなければならないし、御家庭においても御協力をいただいていかなければならない問題ではないかと、このように思っておる次第であります。 ○西岡瑠璃子君 ありがとうございました。 |
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酒造業者はチェックを入れないと思いっきり、売れ線だけで酒の宣伝を周囲に無頓着にやってしまう。 昨年の夏、アサヒは駅の円柱を缶に見立ててビールを濫立させ、未成年にも断酒したばかりの人にも「強制視認」をさせこれは抗議で撤去させられた。 また、アサヒは昨年7月「ペットボトル入り」ビールの販売を企み、清涼飲料水のイメージが強いペットボトルで気軽に何処でも飲むことを新聞広告したがこれも辞めさせられた。 ご当地高知県の「たっすいがはいかん」はキリン・ラガービールのキャッチコピー。 土佐弁で「たっすい」は弱々しいの意。ピリッとしたラガーの風味を唱っているのだろうが、一方で「ジャンジャンやりゆうかよ」と多飲の勧めも兼ねるキャッチ・コピーだ。 強い弱いの二者選択で煽る商売は如何なものか。 |
| ヨサコイ節は歌いつがれた間に沢山の歌詞が出来、様々に歌われて来ました。お酒の歌詞をひろうと以下のようなものがありました。皆さんも作ってみませんか。 飮めや唄へや 大阪の茶屋で お酒飲む人 しんから可愛い 下戸の建てたる倉は無い 酔うてくだまきゃなお可愛い ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ 酒ものまんせ 酔狂もさんせ きまるところはきまらんせ ヨサコイ ヨサコイ 断酒よさこい節 下司孝麿作 2003.8.12 夜さ来い 晩に行くと通ってみたが お酒は百薬 称えたけれど 酒で逃げてく 妻が子が 今じゃ万病の基の酒 ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ 断酒断酒と言わんすけれど ヨサコイ祭りで 叩いた手拍子 来てみりゃ 素面で楽しめる 体験語れば より叩く ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ ヨサコイ 断酒例会 出席すれば 妻も子供も嬉しそう ヨサコイ ヨサコイ |
| 不飲酒戒(ふおんじゅかい)である。高知自動車道の南国I.Cを降りて高知東道路を南下、すぐにある道の駅・南国風良里を左折国分川の手前に国分寺がある。 ここに戦後、穴内川の天坪ダム建設で水没するお地蔵さんを移設してある。初めはひとことだけお願いする一言地蔵であったものが酒を飲んで困る方が多く、酒断ちの願をかなえる地蔵になっていった。 「自分の意志により断酒会に参加する事によりこのお地蔵様のご利益に預かる事が出来ます」とし、困った人は断酒会に行きなさいとも書いた札もみられる。 酒害者が社務所で問われれば南国市鯨岡山(ごうかやま)大徳寺にある、初代断酒会会長の松村春繁さんのお墓を教えていただける。 共生会下司病院事務管理部長 下司 孝之 記 |
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| あれから4年、加害者は刑の満期を迎えた。幼い二人の人命を奪い日本の法律をかえることになった大事故。県園芸連にとっても高知通運にとっても会社の存続に関わる大事件でマスコミの問い合わせも後を断たない。この間被害者による講演は百回を数えた。飲酒事故のホーム頁は「飲酒運転」で容易に検索出来る。 2月12日の朝日新聞東京版によると『99年11月、東京・世田谷の東名高速道路でトラックに追突されて車が炎上し、2児を失った千葉市の井上保孝さん、郁美さん夫妻の家を、11日、刑務所を出たばかりの元運転手(60)が訪ねた。亡くなった奏子(かなこ)ちゃん(当時3)、周子(ちかこ)ちゃん(当時1)の遺影に手を合わせ、「酒は断ちます。ハンドルも二度と握りません」と約束したという。 元運転手は01年1月に東京高裁で、業務上過失致死などの罪で懲役4年の判決が確定。 出所情報通知制度で今月出所することを知った井上さん夫妻が、元運転手の妻に「ぜひ2人で来てください」と手紙を出した。元運転手は今週初めに刑務所を出て、「高知県に帰る前におわびに行かなければ」と妻と親類と3人で訪れた。 郁美さんは「法廷でも横顔や後ろ姿しか見ることができなかった加害者と、私たち被害者が直接話ができるまで、4年2カ月かかった。今日、やっと償いの第一歩を踏み出してもらった気がする」と話す。「1人で酒を断つのは難しい。断酒会などで仲間をみつけて励まし合って、二度と同じ過ちを繰り返さないで欲しい。体験を語って、酒酔い運転の予備軍の人たちを思いとどまらせてほしい。私たちも彼の今後を見守っていきたい」 ということだ。』 一人で断酒はむずかしい。東京新聞が3面見開き記事で2月21日に「断酒会会長は連絡待つ」と大きく報道をしている。また作業ではなく、教育刑の必要性が語られている。 共生会下司病院事務管理部長 下司 孝之 記 |
| 2002年の秋、高知国体では多くの民泊が行なわれた。また、国体には多くの高校生が参加をしており、それらの若者を受け入れた地区では酒を飲ませる風景がみられた。 生ものはいけないと云われていたが、鰹のタタキを肴に試合に負けた組から送別会と称して、酒席が公民館等でもたれ、先に帰った男子生徒を起こして酒の相手を3時頃までさした人もいた。 最近の国体はうまいものを喰い、観光をして帰るところになってきており実力選手が参加する場でもない。勢い、監督にお時間はよろしいですかとたずねても「かまん、かまん」と盃を交わすのに忙しく、町内会の接待も深夜にまで及んでしまったと云うわけだ。 共生会下司病院事務長 下司 孝之 記 |