下司病院で酒害相談員として勤務している北村幸彦です。
下司病院に勤務して28年になります。

 


北村幸彦 プロフィール

北村幸彦昭和17年、高知県長岡郡大豊町の農家の長男として生まれた。
少年期は特に問題はなかったが、父が病弱であった為、母が苦労している姿を見て育った。

18歳、家を継ぐため進学を断念。嫌々百姓を始めた。その後、色々な出来事があった。家と自分を天秤にかけたら、家が重たい人生に悩んだ。満たされない心を癒してくれる「酔」の世界があることを知り、通い続けた。

減反政策が始まった。これに便乗。国の方針に従うことを大義名分にして、28歳で家を出た。出がけ、父に「お前はこのまま行けば、酒で身を持ち崩すことになる。よくよく注意してくれよ・・・。」と言われた。

「そんなことがあるか。今迄は夢を持てない人生だから、酒でも飲まないと耐えられなかったが、これからは自分の努力で自分の道は切り開くのだから、酒なんかに負けてたまるか・・・」

反発を感じながらも、必ず幸せになるから心配しないで欲しい、長男としての務めはきちんと果たすから出て行くことを許して・・・と心の中で詫びながら旅立った。


昭和46年6月25日

   

総合食品卸商社入社

大阪本社勤務     1年半

広島営業所勤務    1年半

岡山営業所勤務    5年

昭和51年10月 アルコール性肝障害で入院
昭和53年7月 肝硬変で入院退院後も酒やめられず、昭和54年正月からは出勤途中、酒屋に寄るようになった。
悩み苦しんでも酒やめられず。

昭和54年3月31日

退社

昭和54年7月13日

下司病院入院。断酒会を知る。酒は一人ではやめられないが、仲間と一緒ならやめられると聞き、驚く。         

昭和54年10月31日

退院

昭和54年11月3日

南四国断酒会入会

昭和55年4月1日

           

下司病院就職

酒害相談員として現在に至る


院内自治会報より ・・・ 下司病院断酒自治会報、「88会報」に載せた手記です


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